28: ◆CS7uVfQgX.[saga]
2019/04/10(水) 11:29:01.42 ID:DKhbwdqr0
プロデューサーさんからの電話に出ないなんて選択肢は私の中にはなくて、結局散らかった頭のままコールに応えた。
「…もしもし」
『いつか、俺のほうからするから、それまで待っていてくれないか』
「…えっと、はい?」
やっぱりまとまらない頭で出るんじゃなかった。変な声が出る。
『さっきのことだよ。百合子が求めてくれたのは分かってたし、気持ちにも気づいてた』
『応えたいから、いつか俺のほうからするよ。それまで、待っててくれないか』
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