57: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 04:17:46.04 ID:xnInN/pyO
みのり「でしたら、どうしてキスしてあげなかったんですか?」
曜「それは、みのりちゃんが見ていたからで」
自分のことは棚上げですか、そうですか
みのり「高海千歌が相手なら、周囲の視線なんて二の次だった。でしょう?」
曜「千歌ちゃんなら……」
「あったかもしれない未来」が提示されたことへ、胸の古傷がズキリと痛む
いや、仮に千歌ちゃんと付き合えていたとしても同じことだ!
曜「……そんなことない、から」
みのり「でしょうね。一度フラれた程度で諦めてしまうヘタレですし」
曜「だからヘタレヘタレ言わないでよ!」
みのり「一番を本気で求めず、二番で満足したフリをする。これをヘタレと呼ばずして何と呼べばいいんですか?」
話が噛み合っているようで噛み合っていなかった
彼女は先入観に基づいて他人を見て「こういうものだ」と決め付けている
どんなに否定しても暖簾に腕押し、自分が決めたことは絶対に譲ろうとしない
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