241: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:55:19.13 ID:xnInN/pyO
曜「千歌ちゃんも梨子ちゃんも、マイノリティが受け入れられるよう行動してるんだね」
ルビィ「女性同士じゃ子どもが作れないから、結婚するメリットはない。完全に女性を『子どもを産む機械』扱いですよね」
曜「結局、そんな風に人付き合いでも何でも『損得』で考える人が少なからずいる、ってことなんだよね」
242: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:56:03.85 ID:xnInN/pyO
レンタカーをとあるビルの地下駐車場へ停車させ、私達はエレベーターに乗って地上39階にある高級レストランへと向かった
受付「いらっしゃいませ。ルビィ・クロサワ様とヨウ・ワタナベ様ですね?」
ルビィ「はい」
243: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:56:42.33 ID:xnInN/pyO
バクン、バクンと心拍数が急上昇してゆくのがわかる
この感覚は1X年前、閉校祭の前日に千歌ちゃんへ告白した時以来かも
さあ、勇気を出すんだ渡辺曜!
244: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:57:58.96 ID:xnInN/pyO
曜「結婚しよう」
何の捻りもせず、シンプルな愛の言葉を告げた
ルビィ「うっ……うっ、ううっ……」
245: ◆EU9aNh.N46
2019/04/05(金) 06:58:31.60 ID:xnInN/pyO
ルビィ「でも、こういうのっていわゆる『死亡フラグ』ってヤツですからね」
曜「へっ!? そうなの?」
ルビィ「そうですよ。しかも『この○○が終わったら、結婚しよう』だなんて、これ以上ないくらいにはベタなタイプの」
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