貴虎「何? 再びISの世界へだと?」
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32:名無しNIPPER[saga]
2019/03/29(金) 20:39:40.16 ID:lCcFViUZO
それから、少し経って


貴虎(昨日から今日にかけて、IS学園では実技テストが行われている。俺がグラウンドに飛来したとき、篠ノ之たちがいたのも、その関係だろう)

貴虎(俺も一応、この学園の生徒だ。となれば、当然このようになる)

鈴「いくわよ、貴虎!」 ピカーン

貴虎(生徒同士の対戦による実技テスト。俺は1組のクラス代表として、2組代表の凰と行うことになった)

鈴「アンタには、聞きたいことが山ほどあるんだから。覚悟しときなさい!」 ジャキッ

貴虎「……変身」 ピカーン

貴虎(そういえば、葛葉紘汰が『装備を追加しておいた』と言っていたな。確認しておくか) ピッ ピッ

貴虎(……ほう、これは。随分と豊富に用意してくれたものだ)

貴虎(だが……ひとつだけ、ロックされている装備がある。まさか、銀の福音[シルバリオ・ゴスペル]のときの『アレ』か……?)

鈴「なーに黙ってんのよ。もしかして、久しぶりの対戦に怖気づいた?」

貴虎「凰」

鈴「……何よ、改まって」

貴虎「お前には悪いが、新しい装備の試用相手になってもらう」

鈴「はぁ?」

貴虎「加減を間違えるかもしれん。注意しておけ」

鈴「加減? ……アンタ、手加減するつもりだったの?」

貴虎「そうでなければ、お前はテストになるまい」

鈴「っ……アッタマきた。その言葉、後悔させてあげる!!」

『それでは両者、試合を開始してください』


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