貴虎「何? 再びISの世界へだと?」
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125: ◆QNL99VWo9I[saga]
2019/04/07(日) 21:50:02.03 ID:Jo4N+vyq0
渚子「さて、それじゃあ……篠ノ之さんには、お姉さんの話を」

箒「っ……」

渚子「お姉さんから専用機をもらった感想は? どこかの国家代表候補生になる気はないの?」

箒「……紅椿は、感謝しています」

箒「ですが……今のところ、代表候補生に興味はありません。勧誘は多いですが」

渚子「オーケーオーケー! それじゃあ、呉島くんと篠ノ之さんって、どっちが強いのかしら?」

貴虎「私だ」

渚子「そうなの?」

箒「はい。というより、貴虎に勝った人を、私は見たことがありません」

渚子「あら、すごいわね! さすがヒーロー」

貴虎「ヒーローになるつもりはない。私はあくまで、自分の成長の結果として、強くなっただけだ」

渚子「面白い! じゃあそんな呉島くんに、戦場での心得を聞こうかしら」

貴虎「常に相手を見て、基礎に立ち返ることだ。相手の実力も、己の実力も、どちらも見誤ってはならない」

貴虎「あとは、そうだな……重要なのは、決して諦めないことだ」

渚子「あら、意外。なんていうか、もっと現実主義的なのかと思ってた」

貴虎「現実を見ることは大事だ。だが、それと同じように……希望を捨てないことも、また重要だ」

貴虎「この世界には、理由のない悪意などいくらでも転がっている。私もかつて、それに屈したことがあった」

貴虎「戦いに意味など求めても無駄だと……現実を見たつもりで、絶望を受け入れたことがな」


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