高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「3月下旬のカフェで」
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43:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 18:27:59.30 ID:2uMcbXTl0
毎日は変わらず過ぎていく。

夕陽と朝の日差しは、変わらずに繰り返され。雪は溶け、暖かな風が流れていく。

そうしてカレンダーをめくっていると、あの日の傷や、できあがった溝も、まるで当たり前のようになってきて。
何が起きたかなんて、忘れそうになってしまうけど。

……目を背け続け、それが当たり前だと慣れてしまうのも、1つの生き方かもしれない。
でも、私も、そして藍子も。
これまで何回も、傷ついて――時にはお互い、傷口に手を突っ込んで、ぐちゃぐちゃに痛みあって、そうして一緒に歩き続けてきた。

だから今回も、完全に治してしまおう。

私らしいやり方、アイドルとしてのやり方で。


【おしまい】


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