【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
↓
1-
覧
板
20
81
:
◆eltIyP8eDQ
[saga]
2019/04/13(土) 22:39:57.18 ID:xS+etstB0
ダージリン「でも、私が会ったみほさんは、『逸見エリカ』だった」
言いたくなかった事、信じたくなかったことを吐き出すように伝えると、あとはもうため息のように言葉が続いていく。
ダージリン「信じられなかった。あの子が持っていたであろう柔らかく、穏やかな雰囲気が全て失われていたから」
カチューシャ「失われていた。じゃなくて、捨てたのよ。あいつは」
切り捨てるようなカチューシャの言葉にダージリンは悲しそうに目を細める。
ダージリン「……私には、みほさんの気持ちを理解する事は出来なかったわ」
カチューシャ「できるわけないでしょ。私だって理解できないわよ」
そう、理解なんてできるわけがない。
過去を求めて現在さえ歪めて、未来を捨てる。
そんなみほの気持ちを理解するだなんて事ができるわけがない。
どれだけ失われた命を悼んでも、どれほど自身の無力さを悔やんでも。
それでも、それでもみほはそうする事を選んだのだ。
きっと、誰かの理解なんか求めていなくて、だからこそ、それほどまでの決意が、絶望が、みほにはあったのだと、二人は感じていた。
ダージリン「それでも、もっと……やり方があったんじゃないの?」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
734Res/372.56 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1553347133/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice