【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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690: ◆H9H0Q4zLDSTW[saga]
2020/09/19(土) 02:19:24.12 ID:HiwPP3jx0
みほ「何が見捨てて欲しかっただよ何が裏切った癖にだよ何がそれが勝利のためだっただよっ!?」


突然の隊長の狂乱に驚いたのは梓だけではない。

無線は全車輌に繋がっている。

なので、大洗の全員がみほの変貌に声を失った。


みほ「私だって見捨てたかったよ!?何が悲しくて迫りくるパンターや重戦車たちを前にM3リー助けるのに時間かけなきゃいけないの!?こっちは一分一秒ですら惜しいのに!!」


あんまりにも無体な事を怒りのままに吐き捨てる。


みほ「パンターの一両、いやシャーマンでもいいからあったら見捨ててさっさと行ってたよ!?」


あの決断が間違いだったとかそういう事ではなく、出来なかったんだからしょうがないだろと、みほは頭の中に渦巻く感情のまま怒声を吐き出していく。

文字通り噴火した怒りの方向性など定まっているわけがなく、みほの矛先はふらふらと次の標的へと向く。


みほ「だいたいっ!!生徒会がもうちょっと頑張ってたらこんな苦労しなくて良かったんだよっ!!なんで一回戦の車両数制限にすら届いてない状況で決勝になんか出てるの!?意味わかんないっ!!」

杏『うぇぇ今そこ責めるぅ……?』


突然の流れ弾に杏がひきつった声をだすもみほはそんな事気にするかと言葉の砲弾を撃ち込み続ける。


みほ「なんなの!?戦車道やるってのにまともに動く戦車すらなかったのホントなんなのっ!?思い付きで物事進めんのもいい加減にしてよバカっ!!」




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