【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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687: ◆H9H0Q4zLDSTW[saga]
2020/09/19(土) 02:17:15.70 ID:HiwPP3jx0
優季の歯切れの悪い様子にみほが問いかける。

それに返事は返ってこなかった。

聞こえなかったのかと思いみほがもう一度問いかけようとした時、震えるような声が無線から聞こえてきた。


梓『なんで……なんで助けたんですか』


それは、梓の声だった。

その声には、所々泣いているかのような小さな嗚咽が混じっている。


梓『私たち助けたせいでせっかくのショートカットが無意味になったじゃないですかっ……時間が無いのになに私たちに余計な時間使ってるんですかっ!?』


梓が叫ぶ。

みほはどうすればいいのかわからず、ただその怒声を受け止めるばかりになる。


梓『何なんですかあなたはっ!?私の事騙してたくせに、裏切った癖にっ……良い人ぶらないでよっ!?』

あや『ちょっと梓今そんな事で喧嘩してる場合じゃ……』


泣き叫ぶようにまくし立てる梓をあやが宥める声が聞こえてくる。


優季『あ……』


その時、優季が何かに気づいたかのような声を漏らした。


優季『ごめーん間違えてたぁ。これ、あんこうチームだけじゃなくて全車に繋がってるぅ』

あや『うっそ不味くない?』



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