【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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◆H9H0Q4zLDSTW
[saga]
2020/09/19(土) 02:17:15.70 ID:HiwPP3jx0
優季の歯切れの悪い様子にみほが問いかける。
それに返事は返ってこなかった。
聞こえなかったのかと思いみほがもう一度問いかけようとした時、震えるような声が無線から聞こえてきた。
梓『なんで……なんで助けたんですか』
それは、梓の声だった。
その声には、所々泣いているかのような小さな嗚咽が混じっている。
梓『私たち助けたせいでせっかくのショートカットが無意味になったじゃないですかっ……時間が無いのになに私たちに余計な時間使ってるんですかっ!?』
梓が叫ぶ。
みほはどうすればいいのかわからず、ただその怒声を受け止めるばかりになる。
梓『何なんですかあなたはっ!?私の事騙してたくせに、裏切った癖にっ……良い人ぶらないでよっ!?』
あや『ちょっと梓今そんな事で喧嘩してる場合じゃ……』
泣き叫ぶようにまくし立てる梓をあやが宥める声が聞こえてくる。
優季『あ……』
その時、優季が何かに気づいたかのような声を漏らした。
優季『ごめーん間違えてたぁ。これ、あんこうチームだけじゃなくて全車に繋がってるぅ』
あや『うっそ不味くない?』
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