【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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◆eltIyP8eDQ
[saga]
2019/08/25(日) 01:55:40.73 ID:RE9+tXGu0
アンチョビの押しの強さにカチューシャはもう何も言う気も失くしたのかモニターを見つめたままストローを口にくわえた。
アンチョビ「なんにしても、ようやく試合開始って感じだな。この日までずいぶん長く感じたよ」
カチューシャ「逆にあいつらは今日までの日々が一瞬に感じたでしょうね」
ダージリン「でも、きっとその一瞬はこの陽射しのように輝いていたわ」
ケイ「楽しい日々はすぐ過ぎちゃうものね」
アンチョビ「とりあえず、大洗は高台を目指して一直線か」
モニターには綺麗な隊列で進む大洗の戦車隊が映っている。
その様子にダージリンは目を細めると嬉しそうに鼻を鳴らした。
ダージリン「数が少ないのだから地形で有利を取ろうとするのは定石。だけど、」
カチューシャ「そんなの、黒森峰だってわかってるわ」
その時、大洗の隊列を割るかのように爆発と噴煙が舞った。
続いて2発、3発。次々に撃ち込まれていく砲弾に大洗の隊列が乱れ、散り散りになろうとしていく。
さっきまで騒いでたケイも心配そうにモニターを見つめだす。
ダージリン「……どうやら、予想通りだったらしいわ」
呟いた言葉にカチューシャが沈黙で肯定した。
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