【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
1- 20
421: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2019/08/25(日) 01:55:40.73 ID:RE9+tXGu0


アンチョビの押しの強さにカチューシャはもう何も言う気も失くしたのかモニターを見つめたままストローを口にくわえた。


アンチョビ「なんにしても、ようやく試合開始って感じだな。この日までずいぶん長く感じたよ」

カチューシャ「逆にあいつらは今日までの日々が一瞬に感じたでしょうね」

ダージリン「でも、きっとその一瞬はこの陽射しのように輝いていたわ」

ケイ「楽しい日々はすぐ過ぎちゃうものね」

アンチョビ「とりあえず、大洗は高台を目指して一直線か」


モニターには綺麗な隊列で進む大洗の戦車隊が映っている。

その様子にダージリンは目を細めると嬉しそうに鼻を鳴らした。


ダージリン「数が少ないのだから地形で有利を取ろうとするのは定石。だけど、」

カチューシャ「そんなの、黒森峰だってわかってるわ」


その時、大洗の隊列を割るかのように爆発と噴煙が舞った。

続いて2発、3発。次々に撃ち込まれていく砲弾に大洗の隊列が乱れ、散り散りになろうとしていく。

さっきまで騒いでたケイも心配そうにモニターを見つめだす。


ダージリン「……どうやら、予想通りだったらしいわ」


呟いた言葉にカチューシャが沈黙で肯定した。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
734Res/372.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice