【ガルパン】みほ「私は、あなたたちに救われたから」
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◆eltIyP8eDQ
2019/07/07(日) 23:42:51.86 ID:8KNquDFZ0
重く、深いみほの言葉は周囲の空気に重力を与える。
他でもないみほ本人が自分の言葉に膝をつきたくなるほどに。
アリサの顔はまたもや涙に濡れ、くしゃくしゃになる。
そして、いつもにこやかなケイもその表情を消し去り、じっと考え込むように目を閉じている。
これで、話は終わりか。
そう思ったみほが最後の点検に戻ろうとした時、ケイが口を開いた。
ケイ「……ミホ」
みほ「……なんですか」
ケイ「……いいんじゃないそれで?」
アリサ「はぁっ!?」
軽く、あっけらかんとした声に最初に反応したのはアリサだった。
アリサ「ちょ、ちょっと何言ってるんですかっ!?」
ケイ「えー?だってそれ以外言う事ないんだもの」
アリサが胸倉をつかまんばかりに詰め寄って抗議するも、ケイはめんどくさそうにアリサから目をそらす。
アリサ「なに言ってるんですかっ!?」
ケイ「大丈夫よ大丈夫。ノープロブレム!モーマンタイ!って事」
アリサ「広東語ですよそれはっ!!」
わめくアリサを無視してケイはみほへと向き直る。
その表情には笑顔と陽気さが戻っていて先ほどの重い空気は消え去っていた。
ケイ「ミホ、この世で最もポジティブな事って何だと思う?」
みほ「え……」
ケイ「それはね、生きてる事よ」
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