4:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 18:04:41.95 ID:WXZGVs7k0
@小出さんの場合
まず間違い無く、昨晩遅くまでペルソナをやり込んでいたせいでしょう。
元々削られて黄色くなっていた体力ゲージは四時限目の体育で赤色に差し掛かっていました。
確かに昼食のお陰で体力ゲージは回復しました。
しかしお腹に貯まった栄養分は、容赦無く小出さんのまぶたへと侵攻を仕掛けたのです。
かねてより無防備宣言都市であった彼の地の事。
あっと言う間も無く世界に別れを告げようとしていました。
「お父さんあっ」
左方から着弾した一言が眠気軍の尖兵達を吹き飛ばしていきました。
反射的に開かれたまぶた。
まさに眼の前には、前の席の寺谷くんから差し出された資料が三束ほど見えました。
ついと視線を左へ移せば、そこにはもちろん奏ちゃんが居て、小さく手を挙げています。
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