11:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 19:18:42.85 ID:WXZGVs7k0
各列の先頭に座る生徒達へ資料の束を渡し終え、教壇に立ち戻った矢先の事でした。
指導用ノートをめくろうとすると、不意に耳へと飛び込んできた言葉。
それが奏ちゃんの声だったものですから、彼も驚いて顔を上げてしまいます。
12:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 19:28:11.46 ID:WXZGVs7k0
奏ちゃんは優秀な生徒でした。
全国で見ても上位に食い込むのは間違いありません。
もっとも、学校が学校ですから、クラス内ではごく普通の成績ではあります。
13:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 19:54:21.05 ID:WXZGVs7k0
C2年3組の場合
「お父さんあっ」
14:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 20:08:00.21 ID:WXZGVs7k0
――ふふっ……すみません。実家みたいに安心できる陽射しだったものですから。
15:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 20:08:34.26 ID:WXZGVs7k0
「……ファンサすご」
16:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 20:09:56.34 ID:WXZGVs7k0
短いたった一言に、クラス中が湧き立ちました。
「えーー先生ズルいー!」
17:名無しNIPPER[sage]
2019/03/23(土) 20:17:51.89 ID:WXZGVs7k0
【エピローグ】
18:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 20:26:23.37 ID:WXZGVs7k0
D奏ちゃんの場合
今日も秋晴れの気持ち良い渋谷の街を抜けて、奏ちゃんは事務所へと辿り着きました。
19:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 20:43:30.94 ID:WXZGVs7k0
「うぅ〜〜っ……!」
「あぁ無理もぅ無理」
20:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 21:01:09.08 ID:WXZGVs7k0
結局そのじたばたはドア前で物音がするまで続きました。
帰って来た周子ちゃんを前に、すっかりいつも通りの奏ちゃんは涼しげにおかえりを告げます。
仲良く夕食を挟んでいる最中に一度だけ、思い出した痛みに眉をしかめましたが、
21:名無しNIPPER[saga]
2019/03/23(土) 21:08:47.53 ID:WXZGVs7k0
昨日がまるまるオフだったのは奏ちゃんにとって不幸中の幸いでした。
これでも彼女はセルフコントロールが得意な方。
丸一日も時間があれば、極度のストレスだって丸め込めてしまうのです。
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