白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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60:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 16:02:33.21 ID:2rdIn1Hc0

リク「ほたるちゃんにとってアイドルは、大切な夢なんだね」

ほたる「……はい。そうでした。でも――」

 リクは手を差して、その言葉の続きを制した。

リク「……事務所が倒産しても、君は次の事務所のオーディションを受けたんだろ?」

 こくりと、ほたるがうなずく。

リク「それは君が、どんな不幸に遭っても夢を諦められなかったからだ。違う?」

 ほたるはしばらく黙したままだったが、やがて首を横に振った。

リク「今回も、乗り越えられる。大丈夫、みんながついてる。僕も力になる」

リク「運命は自分の意志で変えられる。そうして運命を超えたとき、初めて見える景色がきっとあるはずだ」

ほたる「…………」

リク「僕は、そう思う」

ほたる「……はい」

 うっすらと、といった程度だったが、初めてほたるは笑った。



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