白菊ほたる「運命の輪」 【ウルトラマンジード×シンデレラガールズ】
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/03/20(水) 15:33:03.18 ID:2rdIn1Hc0

(一)


P「次のライブ、ソロでいこうと思ってる」

 それは、冬に向けて空気が冷たくなってきた十一月、ある雨の日のこと。
 雨粒が窓を叩く中、私を呼び出したプロデューサーさんはそう切り出しました。

 しとしと、しとしと。

 やけにはっきりと聞こえる雨音。
 まるで部屋の中だけ時が止まったみたいに、雨音だけが時間を削り取っていく。

P「ほたる?」

 どれだけ時間が経ったかわからなかったけれど、彼の呼びかけで私は我に返りました。
 心配そうにこちらの表情をうかがってくる姿に、ずき、と胸が疼きます。

ほたる「ソロ……ですか」

P「うん。これまでは茄子さんとのユニットだったけど、そろそろひとりでステージに立ってもいい頃合いだと思うんだ」

ほたる「…………」



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