ほむら「エヴァンゲリオンVS魔法少女 最後の戦い」
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◆wulQI63fj2
[saga]
2019/03/18(月) 20:54:59.00 ID:urkHNFqn0
焼け石に水だ、と誰かが言った。
確かにそうかもしれない。
けれど、千度繰り返せば焼け石だってただの石になる。
生憎と、繰り返すことは慣れていた。
十五年――長い日々の回想から意識を現在に移したほむらは、すぐそばでこちらの顔を眺めるキュゥべえを見た。
それに気付いたキュゥべえが、でも、と声を上げる。
「今度は生き残ることができない」
「……」
「少なくとも、美国織莉子の予知によれば、このままだと世界は滅亡する」
半ば確定された未来なんだ、と彼は言った。
「……気に入らないわ」
「なにがだい?」
「そんな未来が」
それ以上は触れず、ほむらは目を閉じた。
照明を消し、真っ暗になった部屋の中で、静かに息を吐く。
キュゥべえもなにかを察したのか、ほむらの隣に身を伏せてそれ以上何かを告げようとはしなかった。
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