ほむら「エヴァンゲリオンVS魔法少女 最後の戦い」
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149: ◆wulQI63fj2[saga]
2019/03/21(木) 02:39:16.29 ID:UNrJknVn0

魔法少女の素質とは、契約以前の状態でどれだけの人々に影響を与えるか、またその魂の在り方によって大きく左右される。
文字通り世界を救っているエヴァのパイロットがそれほどの素質を背負っていたとしても不思議ではない。

「想定通りね。魔法少女になった場合は?」

「キミでは到底太刀打ち出来ないだろう。元の素質が桁違いだ」

「念の為に聞いておくけれど、契約するつもりはないでしょうね」

「今のところはね」

「それを聞いて安心したわ。……ん?」

ほむらの視線が動く。
青い髪の少女がはなれ、二人となった彼らの先に一人の少女が立っていた。

どこかで見た顔、どころではなく、つい昨日見た顔。
一緒に車に乗った顔で、十五年来の付き合いになる人物の顔を見て、ほむらはため息を吐いた。

「タイミングが悪すぎるわね」

「確かに。これはちょっと出来すぎてるね」

二人がトーンを落とした声でささやきあうのを尻目に、その『知り合い』は――

『佐倉杏子』は、チルドレンである二人に向かって軽く手を振った。



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