ほむら「エヴァンゲリオンVS魔法少女 最後の戦い」
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144: ◆wulQI63fj2[saga]
2019/03/21(木) 02:36:08.81 ID:UNrJknVn0

頷き、ほむらは服を取り出した。
黒のワンピース。鏡の前で身体に重ねて見てみる。

ほむら「黒……気分的にはもう少し明るい色なのだけれど、これも悪くないわね。
    なんとなくだけれど、この街で黒い女は周りの個性に埋もれなくてキャラが立ちそうな気がするわ。逆に白はダメ。相手が強すぎる……」

キュゥべえ「戯言は無視するけど、ホットパンツは? 動きやすくて気に入ってるって言ってたじゃないか」

ほむら「あれは佐倉杏子と被るでしょう。死にたいの?」

キュゥべえ「無茶苦茶な……」

ほむら「まぁこれでいいでしょう。ほら、外に出なさい」

キュゥべえ「もうちょっとでルービックキューブが完成するから待ってぎょっ!?」

キュゥべえの体をすくい上げるような角度と勢いでほむらの右足が振り上げられた。
きれいな放物線を描いてキュゥべえが部屋の外に飛んでいく。

ほむら「蹴り飛ばしたわ」

キュゥべえ「とうとうただの事後申告になったね……」

しっかりと扉を閉めてから、いま着ている衣服を脱いでいく。
スカートから足を抜いたところで、そういえば、とほむらは思い出したように口を開いた。

ほむら「そうじゃなくて、佐倉杏子のところにあなたはいるのでしょう?」

キュゥべえ「いるよ。それがどうかしたのかい?」

ほむら「それならあなたが私達のメッセージを中継すればいいじゃない」

キュゥべえ「えぇー……」

ほむら「テレパシーは無駄に魔力を食うでしょう。距離も遠すぎると使えないし、電波も今は念のために使いたくない。その点あなたたちなら利用し放題パケ放題」

キュゥべえ「残念だけど、それは無理だね。ちゃんと理由が」

ほむら「無能」



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