ほむら「エヴァンゲリオンVS魔法少女 最後の戦い」
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136: ◆wulQI63fj2[saga]
2019/03/21(木) 02:24:29.72 ID:UNrJknVn0

ネルフ本部 司令室

司令室というにはあまりにも広大な空間に、三人の人影が浮かんでいる。
一人は椅子に座って机に肘を置き、口元を覆うように手を組む男。
もう一人はその男のすぐそばに立って腰の後ろに手を回した初老の男だ。

どちらも厳格な雰囲気を漂わせてはいるが、今すぐに何かをするような素振りは見せず、淡々と構えている。
そしてそんな威厳のある二人を前に完全にリラックスした調子で佇む男がいた。
加持リョウジである。

加持「碇司令に頼まれていた例の件、探っておきましたよ」

彼の言葉を聞いた男――碇ゲンドウは、表情をまったく変えることなく沈黙を維持した。
ゲンドウの隣に立つ冬月はそんな彼の態度に呆れるように溜め息をこぼすと、仕方なく、といった風に口を開いた。

冬月「例の件というと、コード707のイレギュラーかね」

加持「ええ。コード707……第壱中学の件です。ご存知のとおり、シンジ君たちの通う学校は諜報部が監視の目を光らせているテリトリーです」

冬月「そこに、本来であれば予定にない転入生。他の組織の介入やスパイの危険性を考慮するのは当然だな」

加持「それでさっそく調べてみましたが……やはりヒューマンエラーによる偶発的な事故の線が濃厚かと」

冬月「ふむ」



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