81: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 03:49:55.82 ID:9oCgBQ/Po
「付き合って」
笑美莉がそう言えばいいのだ。
82: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 03:51:14.93 ID:9oCgBQ/Po
恋は、病に似ている。
おそらくそれは、人生というひとりの人間にとって一番大きなものさしで測ってしまえば、他愛もない風邪を患《わずら》うようなもの。
83: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 03:52:56.02 ID:9oCgBQ/Po
智子を好きという気持ち。
自分がかけがえがないと感じたものに対しての裏切り。
84: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 03:55:09.26 ID:9oCgBQ/Po
笑美莉は恐れている。
自分の意思ではコントロールできない苦しみを。
85: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 03:57:31.57 ID:9oCgBQ/Po
「もう全てを終わりにしよう」
笑美莉と智子にとって、まだ始まる前の全てのことを。
86: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 03:59:04.99 ID:9oCgBQ/Po
もしもこの不安を智子に言葉にして伝えたら。
前向きに、励ましてくれるかもしれない。
87: ◆2DegdJBwqI[saga sage]
2019/04/15(月) 04:00:14.81 ID:9oCgBQ/Po
今日はここまで
プロット上だと存在したセーファーセッ●スへの言及、実際書くと消滅したので勝手に健全になった
まあそういうこともある
88: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 13:25:25.17 ID:9oCgBQ/Po
「ごめんね」
と智子が謝った。
89: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 13:26:10.45 ID:9oCgBQ/Po
「次は何をしたらいい?」
と智子はもう言わなかった。
90: ◆2DegdJBwqI[saga]
2019/04/15(月) 13:26:45.83 ID:9oCgBQ/Po
「待って」
小さな声だった。
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