20:名無しNIPPER[saga]
2019/03/14(木) 00:03:48.60 ID:NriJlVhlo
美しい。
自然のままのやよいの唇は、世の女どもがどれだけ技巧を凝らしても敵わないほどつややかでみずみずしかった。
こちらが何も言わないでいると、緑色の瞳にちらりと影が差したような気がしたが、それも一瞬のうちに消え、やよいはにっこりと微笑み返した。
幼い、けれどもどこか妖艶な、危険で得体のしれない微笑。
思わず身をのりだし、華奢な体を引き寄せその唇を奪いたくなる微笑でもあった。
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