【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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95: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 00:45:09.86 ID:FUR98O3A0
第二次で活躍した駆逐艦とは違い、サイズも火力もだいぶ劣るとはいえ、『実弾』による砲撃だ
一発でも命中すれば救助どころか三浦の元にたどり着くことすら出来ない


( T)「小夜!!」

小夜左文字「やってみる……けど、防ぎきれるかどうかは賭けね……」


防御壁は張り直されている。だがやはり艦砲だと勝手は違うか
なんせ、鋼鉄の塊を沈めることを想定した兵器。守りきれるかどうかは彼女にとっても未知らしい


天龍「いや、弾速さえ落とせれば後は俺がやる」

小夜左文字「……? どうするつもり?」

天龍「原寸大っつっても、深海棲艦の砲撃より威力は低いだろ。なら、こいつではたき落せる」


そう言って天龍は刀を抜いた。巫剣の持つ日本刀とは違い、無骨で重く、お世辞にも斬れ味は良いとは言えない
しかしこれでも『艤装』の一つ。耐久値は折り紙つきだ


天龍「問答してる暇はねえ!!来たぞ!!」


単装砲六門から放たれた砲弾。砲火と硝煙を巻き込んで、亜音速で迫る
程なくして、一つが防御壁に衝突


小夜左文字「ッ!!」


ガラスに礫を当てたかのように、砕け散る。が


天龍「ぜぇいッ!!」


気合いと共に、横薙ぎの一閃。衝突音が耳を劈き、火花に目を眩ませる
刀を当てた天龍の身体から伝わった衝撃が、甲板を踏み砕き船を揺らす
そして海へと落下地点をずらされた砲弾が水柱を立て、土砂降りのように海水が降り注いだ


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