【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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52: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/13(水) 23:18:38.39 ID:q3DsNQzG0
城和泉正宗「た、助かっ……」

(*;゚ー゚)「ってないよ!!まだ追って来てる!!」

城和泉正宗「そうよね防いだだけだものね!!八宵、引き離せないの!?」

八宵「これ以上は車体が火を噴……って、嘘でしょ嘘でしょ嘘でしょ!?」


前方に上がる土煙。白塗りの不気味なカラクリ人形が、雁首揃えて此方へ向かってくる
『挟み撃ち』。それも正面の方は『カミカゼ』覚悟で突っ込んでくる気満々らしい


( T)「スピード落とすなそのまま突っ込め!!」

八宵「ええ!?正気!?」

( T)「イカレてるに決まってんだろ!!若、覚えとけ!!」

(*;゚ー゚)「はい!?」


勿論、このスピードで運輪車の群れと突っ込めば全滅は必至だろう。回避するにはどうする?
ブレーキを踏むか?ハンドルを切るか?普通の事故回避方法ならそれが最善だろう
普通じゃない場合は?それも、バケモンとのカーチェイスの最中は?


(#T)「『道』ってのはなァ!!!!」


夕立(気絶)を抱えたまま、座席を立ってボンネット部に片足を着ける
運輪車の無表情で不細工な顔面の作りが目に見えてわかるほど近づいてくる。俺は『矛』をかざし―――



(#T)「こうやって切り開くんだよォォォオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!」



大きく、『薙ぎ払った』
手の中へ伝わる木材を粉砕する感触。身体がバラバラになる苦痛で歪む、無表情『だった』顔
『まさかここまで斬られまい』とタカを括った禍憑の車輪に、お仲間の残骸が巻き込まれた瞬間
俺と矛の第一刀としては上々の滑り出しだ。驚くほどよく『馴染んでいる』


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