【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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147: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/15(金) 22:04:41.35 ID:FUR98O3A0
夕立「ひゃいっ!?」


頭を抱えてすぐさま蹲った夕立の頭上を、『クナイ』が横切る
いつもとは少し違う。『火』を纏ったクナイだ。投擲の達人が放ったそれは
当たる面が極端に細い背ビレへとドンピシャに突き刺さり、火は油へと燃え移ったかのように炎上した


夕立「あ……」


「手の掛かる妹だよ。本当に」


燃え上がった背ビレは、蝋のようにドロドロと溶けてなくなる
誰の仕業など、今さら言うまでもないだろう。ここ一番で頼りになるクソガキなんざ一人しかいない
そいつは海から陸地へと軽い足取りで上がると、片手に抱えていた『北谷菜切』をゴミでも投げ捨てるかのように手放し


時雨「でもまぁ、ヘタレのクセに逃げなかったのは及第点かな?」


生意気な褒め言葉と共に、妹の頭を撫でた


夕立「じ、じぐれぇ〜……」

時雨「鼻水きったな……悪いけど抱きつかないでお願い」

夕立「濡れた手で触らないで欲しいっぽいぃ……」

時雨「お礼も言えないの?誰に似たんだろうね本当に」


お前じゃい


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