562:名無しNIPPER[saga]
2020/02/25(火) 01:56:34.02 ID:h4Hvdco40
露離魂町への帰路の途中、彼らは再び助寺への石段を踏みしめていた。
ひたすら草履と石が擦れる音の中もう辛抱たまらずといった様子の乱怒攻流が嘆きをこぼす。
乱怒攻流「あ゛〜もうまたここを上ることになるなんてぇ〜……」
愛栗子「まったく情けないのぅ……真夏と違って動けば身体も温まり丁度よいではないか」
乱怒攻流より上の段で偉そうに語る高飛車少女だったが生憎彼女は紺之介の背に文字通りお高くとまっていた。
乱怒攻流「何よ偉そうに! 突き落としてあげるから今すぐ降りて来なさいっ! 」
透水「まぁまぁ……」
彼女らを取り持つ透水も内心今回ばかりは愛栗子に非があると思いながらも口には出さず。
602Res/308.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20