556:名無しNIPPER[saga]
2020/02/24(月) 01:37:13.85 ID:7Hi8D/RJ0
言葉を詰まらせる乱怒攻流の後ろでおもむろに立ち上がった愛栗子は先ほどまで感傷に浸っていたのが嘘かのように扇子で軒下の黒猫と遊び始めた。
愛栗子「律儀なやつじゃの〜……ま、わらわはやらぬがの」
乱怒攻流「ちょっとっ!」
紺之介「ちなみに俺も全然動けん。なあ、屍も笛で動かせるのか?」
乱怒攻流「ぜったい嫌!」
まだ激闘の熱が仄かに残る戦場を冷たい風が優しく均す。
旅の終着、二つの弔い後彼らは露離魂町への帰路につく。
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