547:名無しNIPPER[saga]
2020/02/24(月) 01:24:59.00 ID:7Hi8D/RJ0
源氏(クソッ!)
紺之介にとっては千載一遇の好機。決着にも直結する一太刀を加えられそうな瞬間であったが彼はあえてそうはせず後方の愛刀を素早く拾い上げた。
源氏(何だと……?)
紺之介(普通ならばこの瞬間を突かない手はないが児子炉にとって源氏を斬られれば危うくなるという事実は変わらない。一瞬でも冷静になられると状況は好転しない上最悪源氏ほどの男となれば骨を斬らせてでも俺の肉を断とうとしてくるかもしれない)
そうして瞬時にもう一度加速し源氏へと間合いを詰める。
紺之介(ならばこの一瞬で手数を増やし次に繋げるッ!)
だがそこは百戦錬磨の源氏。
そのときには既に強引に児子炉を両手で引いて体勢を立て直していた。
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