542:名無しNIPPER[saga]
2020/02/24(月) 01:13:22.17 ID:7Hi8D/RJ0
差し出された太刀を手に取る紺之介に乱怒攻流はさらに己の有能さを見出すかのように縦笛を左右に振って見せる。
乱怒攻流「なんならもうばれちゃってるしここから援護してあげてもいいけど?」
紺之介にそう言いつつも彼女の目は愛栗子の方へと泳いでいる。
如何にも彼女より貢献し優位に立とうという高慢な思惑が紺之介には伝わってきたが無論彼は直接的でないにしろ必要以上に幼刀に頼るつもりはなし。
彼が率直に断ろうとした時、意外にも愛栗子の方から先に口を挟んだ。
愛栗子「ならぬ」
乱怒攻流「え……な、なんでよ。どうせアレでしょ? あたしが大活躍するのが嫌なんでしょ!」
紺之介すらもそうなのではないかと思い込んでいたがその理由は割と筋の通った物言いであった。
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