476:名無しNIPPER[saga]
2020/02/10(月) 18:29:49.63 ID:CaLDwjtG0
紺之介「そこまで自己評価の低いやつだったか?」
彼の目には目新しく大人びた冷静さを保つ乱怒攻流の姿がそこにあったが、揚げ足をとるような返答に彼女はついに頬を膨らませて大声を上げた。
乱怒攻流「なによっ! せっかく人が心配してあげてるのに! 偶には休まないと本末転倒だって言ってあげてるのが分かんないの!? というかあんた毎日そんなになるまで素振りして汗臭いったらありゃしないのよ! さっさとその汗流してきなさい!」
紺之介「はぁ……分かったから部屋へ戻れ。それ以上叫んだら納刀する」
紺之介はそう言いながら愛刀を納めると浴場の方へと歩き始めた。
乱怒攻流「ふん! 早く! 行った行った!」
乱怒攻流「……」
まだ何か言いたげだった乱怒攻流を残して。
602Res/308.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20