445:名無しNIPPER[saga]
2020/02/10(月) 17:48:50.12 ID:CaLDwjtG0
「あーつめた。顔を洗うのも一憂だわ」
襖が開く。
虚ろを見つめていた愛栗子の瞳は自然と音なる方へと流れていった。
乱怒攻流「あれ、もしかして邪魔だった?」
愛栗子「今さら改めて口に出すこともなかろう」
乱怒攻流「は? ちょっとあんたおもて出なさいよ。その寝起き面に冷水をおみまいしてあげるから」
といいつつも乱怒攻流穏やかに腰掛けて壁にもたれかかる。これらは最早互いにとって戯れで、そうと感じさせられる程度には彼女らは旅疲れていた。
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