444:名無しNIPPER[saga]
2020/02/10(月) 17:47:35.58 ID:CaLDwjtG0
愛栗子「紺……わらわは、どうすれば」
あらゆる意味を含んだ問だった。
彼女の出したか細い声は在るかも知れずの解を追って木造りに吸われていく。
問いかけど声は返らず。
それは単に彼が寝ているせいかもしれなかったが、例えそうでなくとも求める答えは返ってこなかったろうと愛栗子はまた一つ溜息をついた。
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