420:名無しNIPPER
2020/02/09(日) 23:34:06.53 ID:0qU1zNu20
奥にて座椅子に佇む者、妾というよりは花魁で、花魁というよりは姫君に近し。
そこに咲く一輪の華、愛栗子は赤子へと子守唄吹き込みて一息ついた。
愛栗子「ふぅ、ようやっと眠ってくれたの」
その小声、言葉こそ一仕事の疲れ表すもその顔に影はなし。むしろ微笑み一色でそれは彼女の可憐さを人知れずより一層際立たせていた。
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