341:名無しNIPPER[saga]
2019/08/02(金) 18:58:42.63 ID:jJ6/ECAP0
翌、一行と須小丸は白昼にて落ち合う。
して須小丸の宅上がりこむ紺之介らの視界に真っ先に入ったのは妙に大事そうに飾られた薄刃包丁であった。
紺之介(なんだあれは)
薄刃包丁……菜切り包丁とも言われるそれはその名の通り一般的包丁である。
故にそのありかも台所であるはずのそれがあたかも伝家の宝刀のように修飾されているとなるとやはりその光景は異様を模したものなり。
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