315:名無しNIPPER[saga]
2019/07/10(水) 18:32:28.04 ID:QarN0Zl90
多段に連なる石をそのときの表情のまま踏みしめるように歩く彼の背に刃踏は語りかける。
刃踏「……もしかして、まだ気にしてますか? 」
紺之介「何をだ」
刃踏「その……」
乱怒攻流「まさかまだ負けたこと引きずってんの〜?」
刃踏「あ……」
上手く口に出せずにいた彼女に乱怒攻流がぶっきら棒な助け舟を出した。
『多少雑でも構わない』
乱怒攻流なりの紺之介という男の扱い方の手本である。
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