246:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 10:06:01.56 ID:f3jC59Mz0
紺之介「今の俺はその件やお前のここに至るまでの行いに対して強い憎悪や怒りを覚えている。それに任せて剣を振りかねんということだ」
紺之介「それ即ち護るための剣にあらず。それはもはやただただお前を斬り伏せるためのみ存在する太刀筋だ。護衛剣術を得意に扱う身としてこれ以上に不利なことはない」
源氏「ほう?」
紺之介の発言は眼差しも含め至って真剣なものであったがそれでも尚命乞いをする者を見るような目でそれを聞く源氏に彼は念を押した。
紺之介「これは言い訳ではなく敬意でもある。強者を求めるお前に対しての敬意だ。ここに宣言しよう。次にお前と邂逅したとき、俺は今よりも確実に強い本気でお前の相手をする。再び出くわすことは互いに幼刀を求め続ける限り、容易い事だろう?」
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