242:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:59:46.96 ID:f3jC59Mz0
愛栗子「その借、ここで返させてはくれぬかの」
愛栗子が己の左胸を手のひらで包み込んだ。瞬間乱怒攻流は目を見開く。彼女は愛栗子のそこに何があるのかを知っていた。
乱怒攻流「面倒臭がりのあんたがその金時計の『刀』を使うだなんて」
愛栗子「まぁどうやらあやつはわらわの客のようじゃしの。じゃが何度も言うようにわらわは紺に戦を禁じられておる」
そこまで言うと愛栗子は月光の映える微笑を向け、駆け出した。
愛栗子「なるべく汚れぬよう終わらせるのでの……紺のやつには内緒じゃぞ?」
彼女が居た¥齒鰍ノ砂利風が立ちそれが乱怒攻流の前髪を浮かせた。
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