217:名無しNIPPER[saga]
2019/04/21(日) 09:38:07.75 ID:f3jC59Mz0
最高「源氏と申したか……幼刀を追うならそのときは覚悟しろ。お前さんはいつか必ず紺之介と衝突する。息子は先十五年と経たぬうちに元幕府の連中に頼られる剣豪となる。この俺のようにな」
忍ぶ為に山道へと入ったというのが嘘かのような高笑いを上げて最高は息子を褒め称え続けた。
彼の倅と嗜好の話は流し耳に聞いていた源氏であったが彼の発言の一部に触発された。
源氏「……なんだ。おめェも強ェのか」
最高「ん?」
源氏の獣のような視線に先ほどまで子煩悩に満ちていた最高の顔も真面目な面持ちとなる。
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