188:名無しNIPPER[saga]
2019/04/08(月) 22:45:43.54 ID:/2q0Qaon0
彼の熱意に押されあっさり承諾した乱怒攻流だったが、彼女とは違い愛栗子は膨れ面のまま茶屋の暖簾を指差していた。
紺之介「……分かったよ」
愛栗子「わかればよい」
さすがの紺之介も察したのか短いため息を一つ吐くと茶屋の暖簾をくぐった。
紺之介一行に束の間の休息が訪れる。
無事茶居戸に到着し次にやるべき方針も決まり、そこにいる誰もが心を緩めたことによって彼らは誰一人として気づかなかった。
同じく幼刀の噂に釣られてそこへ訪れた、邪悪な視線に……
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