165:名無しNIPPER[saga]
2019/03/25(月) 05:22:43.24 ID:sLYD87sq0
紺之介「だから鞘は預かっておく。だが、お前はここに残れ」
透水「へ」
紺之介「お前には俺たちの旅の終わりまでにあそこの背嚢の笛を探してもらう。できるだろ?」
透水は思わず紺之介を見上げた。
紺之介「その代わり無事に旅の終わりを迎えた暁には俺はお前も収蔵させてもらうつもりだ。だが、そのときには……そうだな……お前が干からびぬよう、報酬金でどでかい風呂でも作らせるか」
紺之介「愛栗子から聞いた。風呂も、好きなんだろう?」
そして幸薄ながらも確かな微笑みを浮かべて彼の頼みを聞き入れることとした。
透水「はぃ……!」
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