102:名無しNIPPER[saga]
2019/03/13(水) 18:28:46.95 ID:BBwPih0C0
まだ不安気な顔色が取れない乱怒攻流を見て紺之介は補足を付け加えた。
紺之介「ここは国の扉とも言われている。物を運ぶ者おれば貴族の姫君すら移動手段としてここを用いることが多い。それが災してか海賊供も群がるそうだ」
紺之介「ここを拠点にそんな客層を狙って雇ってもらう。俺の腕が足らんということはないだろう」
愛栗子「なるほど考えたのぅ!」
紺之介「そうと決まれば客探しだ。行くぞ」
席を立ち料金を払って意気揚々と茶屋を後にする紺之介と愛栗子の後ろ姿を見た乱怒攻流だったが……
乱怒攻流(一体どれほどこの地に止まるつもりなのかしら……)
その顔から不安の顔色が引くことはなかった。
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