【安価・コンマスレ】インフィニット・ストラトス:Reboot
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86:名無しNIPPER[saga]
2019/03/06(水) 01:52:31.42 ID:fIpDyUxL0
翌日。朝のホームルームにて。

「…で。昨日ジル先生が言った通り、各クラスで代表を選出しなきゃならないの」

「先生の方で決めてもいいんだけど、それじゃ何の経験にもならないし」

「というわけで!皆の中で『我こそは!』って人や『この人こそ相応しい!』って人がいたら、名前を言って」

「昨日の今日だけど、早いうちに決めた方が、こっちも色々やりやすいっていう大人の事情ね」

「時間は終了直前までの40分。皆でじっくり話し合ってもいいし、積極的にアピールしてもいいわよ」

それだけ言うと、マリアは帳簿を開き、眺め始めた。『後は生徒に委ねる』ということか。

(…嫌だな。自薦でも他薦でもいいなら、他の人に言われたらどうしようもないよ…)

教科書に目を通しながら、大きな溜め息を吐く拓也。彼の懸念の通り、拓也の名前が挙げられ、候補に入った。

「はいはいはい!私もやりたい!」

続けてドロシーが挙手をする。それを見たジルヴィアは、メモに彼女の名前を記入した。

「私も立候補します。今の自分の力がどれほどのものか…知りたいので」

数人の援護を受け、昴も挙手をする。すると、弾かれたように最後列の生徒『エウドギヤ・バラノヴァ』は立ち上がった。

「私もだ!…私は、代表の座を勝ち取らなければならない…。絶対に…」

鬼気迫る表情のエウドギヤだが、それを意に介することもなく、黙々とジルヴィアはメモを取り続けていた。

(…僕も、何か言った方がいいのかな…)

浮かない表情の拓也は、どうするべきか考えていた。


↓2 現在募集で出てきたキャラ(上級生、先生を除く)で立候補させたいキャラがいれば記入。いなければ『無し』と。




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