【安価・コンマスレ】インフィニット・ストラトス:Reboot
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85:名無しNIPPER[saga]
2019/03/06(水) 01:51:29.46 ID:fIpDyUxL0
ごめんなさいめっちゃ遅れました。とりあえず、時間も遅いので貰えるのが専用機か否かの判定まで進めます。


ドアを開けると、そこには自室の倍はあろうかという大きさの部屋が広がっていた。

二人程度は居住出来そうな…ツインベッドが配置されているので、二人用の部屋なのだろう。

自分一人が使うにはやや広すぎるが、それが特権なのだと思っておくことにした。

荷物を整頓し、椅子に腰を下ろす。自分の背丈には少し合わないようだ。

「…本当に僕だけ、なんだよね。この学校にいる男子は」

今日会った生徒は皆、当たり前のことだが女性だった。勿論、先生方も女性だった。

「僕だけだよね。何も知らずにここに来たのは…」

偶然の導きにより入学することになった拓也とは違い、他の生徒は超高倍率の試験を突破した秀才たちだ。

当然、授業もそれに合わせて厳しいものになることは、想像に難くない。

そして、何も知識が無い自分への配慮も、全体に影響が出かねないことを考えれば期待できない。

「…頑張ってついていけるようにならなくちゃ」

「もう…あんなことになるのは嫌だから…」

教科書や資料集を机に並べ、寝る間も惜しんで熟読していく。

最低限のレベルまでは到達していなければ、話にならない。

気が付くと、消灯時間を疾うに過ぎていた。


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