【安価・コンマスレ】インフィニット・ストラトス:Reboot
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170:名無しNIPPER[saga]
2019/03/09(土) 01:02:02.84 ID:1NGoEzX60
>>169、あった方が有難かったですが、今更言っても後の祭りです…。


「はああああっ!!!」

「………!」

前回偵察した時と同じく、一切防御する構えを見せずに特攻する晶。

拓也は距離を取りつつ、ライフルでダメージを与えていく。

「んにゃろぉ!」

晶はハルバードをコールし、それを乱暴に投げつける。クルクルと回る大きな斧槍は、逃げる飛龍の動きを制限した。

どこに動くか逡巡した一瞬。その僅かな隙を捉え、晶は最大加速、×字に持った双剣で突撃する。

「…っ!」

押し付けられた双剣で、がりがりとシールドエネルギーが削られていく。このままいるのは不味い、と拓也は槍を持とうとする。

「ほっ」

「そんな…っ!?」

槍が量子状態から戻ると同時に、左手の剣を盾に持ち替えて一振り。槍を遠くに弾き飛ばした。

その勢いのまま、右手の剣を量子に変え、盾を装備する。そして、盾を手甲にスライドさせ、拓也の首元を掴み、足を絡めた。

「落ちちまえ!」

身体を地面に向け、再度加速。二人は地面へと落下する。必死に上に行こうとする拓也だが、勢いを殺すことが出来ない。

推力で勝ってはいるが、二機分の重量を相殺されながらも持ち上げること、重力に逆らって飛ぶことは不可能だった。

流星のように、拓也は地面に激突した。


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