白雪千夜「ばーか」
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5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/03/03(日) 21:02:47.11 ID:3rmS2+z/O
千夜「すぅ………」

千夜「………ん」

がさっ

千夜「!? しまった、眠って……」

千夜「……毛布?」


P「おはよう、千夜。ぐっすりだったな。ちとせの看病で疲れていたんだろう」

千夜「お前……」

P「レッスンまではまだちょっと時間があるから安心してくれ。それと、これ。そろそろ起こそうと思って、先に淹れておいた」

千夜「……コーヒー」

P「好みはまだよく知らないから、砂糖とミルクは自分でどうぞ」

千夜「……この前の意趣返しのつもりですか」

P「意趣返し? ……いやいや、全然そんなんじゃないって。ただ単に、俺が千夜にコーヒー淹れたいと思っただけだ」

P「それとも、これも契約に入ってないから飲めないか?」

千夜「………」

千夜「いただきます……ありがとう」

P「どうぞどうぞ。ついでに、眠気覚ましにこれを見ていってくれないか?」

千夜「?」

P「俺の手をよく見ていてな………ふんっ!」


ぽんっ


P「どうだ、薔薇の花が出てきたぞ!」

千夜「………」

P「あれ? 反応が薄い」

千夜「………ふん」


ぽぽぽんっ


P「薔薇3本出てきた!?」

千夜「お嬢さまの度重なる無茶振りに鍛えられてきたので。手品くらいは」

P「すごいな……千夜も、ちとせも」




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