阿見莉愛「許せない・・・! 七海やちよ! 絶っ対に許せないッ!!」
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3: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/03(日) 12:47:56.69 ID:vD1TNW+10

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撮影日当日
撮影スタジオ



カメラマン「レフ板もっと寄せて!」

スタッフ「はい、こうですか?」

カメラマン「オッケー! 照明は―――」

ザワザワ


莉愛「ふっふっふっ・・・・」

莉愛(プロのメイクアップアーティストさんにばっちりメイクをしてもらった私)

莉愛(最新のファッションを身にまとい最高にスタイリッシュにキメた私)

莉愛(間違いないわ。今日の私は、私史上最も美しい! つまり、世界一の美少女ということ・・・!)

莉愛(ついにやってきたのね。七海やちよがトップモデルの座から引きずり降ろされ、この阿見莉愛が誰よりも注目される今日という日が! 今までのたゆまない努力が実を結ぶ今日という日が!)

莉愛(さあ、いつでもどこからでもかかって来てよろしくってよ! 七海やちよ! そして私の美を間近に見て酔いしれなさい!)


莉愛「・・・・・・・」

莉愛「・・・・・・・」

莉愛「・・・・・・・」


莉愛(き、緊張してきた・・・)ドキドキ

莉愛(本当に今の私は美しいかしら・・・? 周りのスタッフさんたちは、私の事 “普通”とか思っていない・・・?)

莉愛(ええい、ひるんではだめ! 自信を持ちなさい! 私はあの莉愛様よ!)

莉愛(というか一体いつまで待たせるつもり?! 七海やちよ! 貴女は巌流島の宮本武蔵ですか・・・)

莉愛(ふっ、それだけ私の美貌に恐れ入っているということかしら・・・。その気持ちはよく分かるわよ。ただの人間が女神と同じフレームに入ったら、誰だって女神の方に注目するもの・・・!)

莉愛(ここは、落ち着いて、冷静に待つのみ。冷静に・・・冷静に・・・)


スタッフ「七海さん入りまーす!」


莉愛(きっ、きたっ?!)ドッキン

カメラマン「おはようございます!」

やちよ「おはようございます」ペコッ

カメラマン「今日もよろしくお願いします!」

やちよ「はい、よろしくお願いします」




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