阿見莉愛「許せない・・・! 七海やちよ! 絶っ対に許せないッ!!」
1- 20
14: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/03/03(日) 13:16:43.33 ID:vD1TNW+10

やちよ「そのまま。色んな嫌なことがあるかもしれないけど、今はそれを気にしないで呼吸に集中するの。ゆっくりと、息を吸って、吐いて」

莉愛「すー・・・・はー・・・・」

やちよ「息ができるようになったら、私を見て。ちゃんと私が見える?」

莉愛「すー・・・・はー・・・・。み、見える・・・聞こえる・・・・」

やちよ「いいわよ。そのまま私に意識を集中して。私だけを見て」

莉愛「すー・・・・はー・・・・」

やちよ「そう。私はここにいる。大丈夫だから」

莉愛「はー・・・・ふー・・・・」


やちよ「落ち着いた?」

莉愛「・・・・え、ええ。少し、楽になった」

やちよ「よかった」

莉愛「・・・・あ、ありが、と」

やちよ「どういたしまして」


莉愛「ここは・・・?」

やちよ「魔女の固有の魔法みたいね。狩りに来た魔法少女をこの暗闇に閉じ込めて、魔力を使って精神的体力的に責め苦を与えて、弱ったところを捕食する。そんな感じかしら」

やちよ「本当なら私と貴女を別々に閉じ込めるつもりだったみたいだけど、呑み込まれる前に私が貴女を庇おうとして近づいたから一緒に捕まってしまったみたい」

莉愛「そ、そう・・・。そ、その、申し訳、ありません・・・」

やちよ「気にしないで。それに、私も一人だったら、ここでは長くは耐えられない。貴女が傍にいてくれてよかったわ」

莉愛「・・・・・・・」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
40Res/55.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice