62: ◆QjbAJuMwBnbV[sage saga]
2019/04/09(火) 20:24:44.55 ID:s1hSY5J50
しばし
桜の無い場所で
お茶やお菓子から桜の香りを感じながら
遠くに見える無数の桜の景色を眺めてとりとめのない話をする二人
桜菓子を食べ終え、魔法瓶が少し軽くなってきた頃に
梨子「ねえ、花丸ちゃん」
花丸「…なんか、くどかった気が…」
梨子「ああ、同じこと思ってたんだね」
くすっと笑いながら梨子さんが言う
梨子「あんまり桜まみれにしても良くなかったね」
否定的な言葉とは裏腹に、とても楽しげな口調
花丸「少し贅沢が過ぎたかもしれないね」
嫌なわけでもダメなわけでもなくて、実際この時間はとても楽しくて
梨子「風流も塩梅が大事なのかもしれないねえ…」
花丸「そうだねえ…」
まったりと景色を眺めながら、ただなんとなく
この時間を満喫しすぎているような気分になってしまっていました
202Res/176.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20