9: ◆KSxAlUhV7DPw[sage]
2019/03/02(土) 02:35:18.06 ID:GgmzcBru0
P「なにやらティンと来たぞ! 俺のプロデューサーとしての勘が時代はアフロだと囁いている……この波に乗れるのは幸子しかいない!」
P「幸子のカワイさを世間に知らしめられれば、自ずと幸子も俺の事を見直すはずだ。待ってろ幸子、俺がお前を新たなステージへ連れて行ってやる!」
幸子「イヤです」
P「なん……だと……?」
幸子「あの、何がどうしてそうなったのかは知りませんけど、アフロはカワイくないですよね?」
P「え?」
幸子「え? じゃなくて! Pさんはアフロになったボクがカワイイとでも言うつもりですか!?」
P「そりゃあお前、可愛くない幸子なんて俺には想像もつかないぞ」
幸子「そ、それは……そうですとも、えぇ。もちろんボクはいつ如何なる時でもカワイイですけど……」
P「じゃあなろうぜ、アフロ!」
幸子「じゃあじゃないんですよ! ボクのカワイさを引き立てるならもっと他にやり様がありますよね!?」
P「そこはほら、俺の手腕に任せて欲しいというかだな?」
幸子「今回ばかりは任せたくないんですが……えっと、それってボクだけにきたお話なんですか?」
P「ん? ユニットを組みたいってこと?」
幸子「ソロでやるのと誰かとやるのとではかなり違うと思うんですよね、主にボクの精神的負担が」
P「そうだなあ……俺は今のところ幸子しかアフロは考えてないぞ」
幸子「なぜボクなら考えられるんです!?」
P「他のアイドル達にアフロは荷が重いだろうそりゃあ」
幸子「ボクなら大丈夫という信頼をこんな事で受けたくなかった! と・に・か・く、イヤなものはイヤです! どうしてもというならせめてそういう主旨のユニットとして企画して下さい!」
P(くっ、なかなか手強いぞ。ある意味着ぐるみよりも難しいか……やりたがるアイドルも少なそうだし……、いや、何も一緒に出るのがアイドルだけと限定する必要もない、か?)
P「それなら――出る? 一緒に」
幸子「一緒にって、誰が、誰との話ですか?」
P「幸子が、俺と」
幸子「…………、は?」
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