もこっち「モテないし雨に降られる」
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18: ◆O.FqorSBYM[saga]
2019/02/27(水) 19:38:15.79 ID:LYvk9DjV0

〜〜〜〜


もこっち「...」ペラッ


うっちー「...」ジー


────ザァァァァァァ...

容赦のない雨、天気予報は大外れ。

時刻はすでに夕方を終えたというのに。

尤も、終えたのは彼女らも同じであった。


もこっち「...おぉ、終わった」


うっちー「...こんなヒーローもいるんだ、アベンジャーズと全然違う」


もこっち「そうだね、しかも見方によってはサイコにしか見えないし...」


うっちー「確かに...このヒーロー、絶対に妥協しなかったしね」


もこっち「...ただ、面白かったのは間違いない」


うっちー「...言えてる」


もこっち「...って、もうこんな時間か」


うっちー「もう2時間も経ってる...」


もこっち(熟読しすぎたな...ってか1つの飲み物だけでよく居座れたな、私たち...)


ただアメリカンコミックを読むだけ。

だが、2人は濃密な多幸感に包まれていた。

傑作を読破できたからか、それとも隣の人物と少しばかり打ち解けたからか。


うっちー「まだ、雨やんでないけど」


もこっち「うわ、マジか...どうしよう」


うっちー「...私は傘持ってるから、駅まで送ろうか?」


もこっち「...え?」


うっちー「どうするの?」


もこっち「そ、それは流石に悪いよ...」


うっちー「...でも、このままじゃ帰れないじゃん」


もこっち「...」


〜〜〜〜



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