緒方智絵里「私だけの、幸せのカタチ」
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88:名無しNIPPER[saga]
2019/03/19(火) 14:31:16.72 ID:Z/Gablsp0
気配を消していたせいか、ちひろは誰かが入ってきた事に気付きはしなかった。


彼女は今も、自分が助かる算段をぶつくさと考えつつ、始業の準備を進めている。


そんなちひろの背後に、小柄な少女の影がゆっくりと近づいていく。


そして少女はちひろの直ぐ後ろに立つと、彼女の耳元に向けてポツリと声を掛ける。


「……おはようございます」


「ひゃっ!?」


不意に声を掛けられた為、ちひろは飛び上がりそうになるくらいに驚いた。


そして誰が声を掛けたのかを確かめる為に、後ろを振り向く。


そこにいたのは、先程に会うのが憂鬱だとちひろが思っていた人物、緒方智絵里が立っていたのである。





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